お米の家倉
矢尾酒造では今まで決まったお米は使用しておりませんでした。
毎年年末になり滋賀県酒造組合にお願いし、わけていただけるお米を購入させていただく。
そういった形で原料米を用意してきました。
酒造りにのめり込むと、もちろん原料である水やお米にも目がいきます。
大切な原料。
頼れる人の手で育てられたお米で醸したい。
昨年倫理法人会に入会した私は、倫理法人滋賀県大会で安田工務店社長、安田英康さんとお会いしました。
「絶対会ったほうがいいから」と滋賀県長浜市「お米の家倉」五代目「家倉敬和」さんの元へ連れていかれました。
自分には一目ぼれでした。
これ以上のご縁はないんじゃないかと思える方にお会いし。
急であった為お会いできた時間は本当にわずかでしたが、懸命に自分の想いを伝えました。
なんどか連絡をとらせていただき。
会社にも足を運んでくださりました。
貧弱な会社で少量からですが、「気にしなくていいですよ」と。
わけていただくことを承諾してくださりました。
今思えば本当に夢じゃないのか
たかかずさんが製造される魂を受け
私たちの魂も添えて一つの作品を創らせていただく
誇りに思い
最高の酒造りに取り組みたい
そう思います



